親友の ex JL8NCY(故)坂口OM の突然の訃報は本当に信じられませんでした。 お亡くなりになる2日程前に電話で(明後日にはいよいよ退院します。そして 3週間後にはハムフェア会場で会うのを楽しみにしていますと)お話したばかりでした。 彼との出会いは、8エリアにも早く最初のAPRS局やI-Gate局を立ち上げて、移動局も開設させたい、 とJA1OGS局と彼と当局の3人で、UI-View32設定やI-Gate立ち上げなど連絡を取り合っていました。 当局はすぐに坂口さんへTM-D700A・TH-D7A・WXステーション・キーボードインターフェイスなどを 米国より手配して次々と彼の元に送りました。 またVoIP無線にも積極的で、札幌市内のレピータに自宅よりリンクして頂き、何回かの調整を行い鹿児島 レピータと札幌レピータをエコーリンクで常時接続してダイナミックな運用を先進的に進めてくれました。 (現在 ex JL8NCY-R は JK8WJB-R として引き継いで頂いております) そして札幌を中心に北海道にもI-Gate局やDigipeater局も立ち上がりAPRS移動局も増え始め、いよいよ 2007年夏のハムフェアでアイボールをしようという矢先で、突然の訃報は本当に信じられませんでした。 彼が情熱を注いだ札幌や北海道への普及活動、増え始めたUI-View32の国内登録やUI-View32用アドオン 地図ソフト「NcyMap」も当局がAPRS記事を連載執筆中であったCQ誌2007年5月号に間に合うように 完成させてくれ、APRS本格普及の大きな礎を入院する前に寝る時間も惜しんで尽くしておられました。 彼の偉大な功績を称え、彼の遺志と奥様の思いを引き継いでいかなければと思っております。 皆さんからの募金や感想などお便りを頂くと坂口さんも心から喜んでくれていると思います。 募金にご協力頂きますと「APRSがんNcyMap募金」リストに、すぐに加えさせて頂きます。 ご希望のリンクなどございましたら、遠慮なくご連絡ください。各局よろしくお願い致します。 鹿児島市 池上 イケノウエ JA6NKA